1994年からアジア各国の鉄道を巡る旅をはじめて25年。
2009年まではフィルムカメラで撮影してきたが、これをデジタルカメラに持ちかえ、以前訪ねた国々へ再び訪ねようと思っている。
今回は南インドのパンバン橋(Pamban Bridge)が最初に浮かんだ目的地。
それに付け加えて、巨大な滝の直下を列車が走るシーンをネットで見つけた。グーグルマップで場所を探すと、1960年代に「ヒッピーの聖地」とよばれたゴアから内陸に入った場所にそのロケーションがある。
そうやって調べてゆくうち、さらにテーブルマウンテンを背景に、広大な風景のなかを列車が走るシーンを発見。その場所はムンバイに近い。 それらを結ぶルートを調べ、列車を乗り継いで訪ねることにした。
インドまでの空路はエアアジアを利用することにした。料金が安いのはもちろん、インドの地方都市へ就航している。
同社が就航する路線のなかでは、ティルチラパリ空港が、パンバン橋のあるラメシュワラムに最も近かった。帰りはムンバイから出国する事にした。
インド鉄道の時刻表は「INDIAN RAILWAYS PASSENGER RESERVATION ENQUIRY」のサイトで調べられる。
乗車駅、下車駅を入力すると、「50+50=?」などの簡単な計算を要求される。ロボット対策なのだろうが、いかにも数学の国インドらしい。
何だか算数のテストを受けているようだ。(何度か間違えて苦笑…)
その時刻表によれば、ティルチラパリを23時頃に出て明朝ラメシュワラムに到着する列車がある。
列車番号22661列車、列車名は「チェンナイ・ラメシュワラム・エクスプレス」とある。エアアジアの便からも余裕で乗り継ぐことが可能だ。ティルチラパリで一泊してみたかったが、先を急ぎ、この列車のお世話になることに決めた。
0日目(1/18)
羽田23:45(D7 523)→機中泊
1日目(1/19)
(D7 523)→6:35クアラルンプール15:00(AK27)→16:15ティルチラパリ23:00(22661)→車中泊
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