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BOOKS

すべてのカーブにはわけがある

本来は真っすぐ敷くことが理想とされる線路ですが、さまざまな事情で曲がらざるを得なくなった路線があります。山を越えるためや、川を渡るため、敷設コストを抑えるためなど、そこには〝なるほど〟と思える理由が…。全国のカーブする路線のなかから、興味深いカーブを選び、誕生の経緯をご紹介します。

旅する鉄道写真

鉄道写真の枠を広げ、“鉄道の旅”をテーマとしました。被写体の探し方や着眼点のヒント。被写体との向き合い方についても触れています。指南書としてだけでなく、旅の読み物としても楽しんでいただける内容になっています。2021年11月発刊・B5判/144頁(天夢人)

鉄道路線誕生秘話

明治から昭和初期に敷設された鉄道路線誕生の経緯を、主に郷土誌をもとに辿っています。2020年4月発刊・新書/222頁(交通新聞社)

なぜ、上野駅に18番線がないのか?

東京の鉄道の謎を探ります。*2017年7月発刊・B6版/190頁(洋泉社)

ひとたび てつたび

23年間のアジア鉄道をめぐる旅のなかで、袖振り合った人々との出会いと別れを綴ったフォトエッセイ *2017年6月発行・B6版/200頁(ころから)

あなたの知らない大阪「駅」の謎

大阪の駅にまつわる「謎」を紐解いています。*2016年5月発刊・新書/189頁(洋泉社)

鉄道一族三代記

駅長の祖父、駅売店販売員の母、鉄道公安官や機関区、電気工事局、通信区で働いた叔父たち。鉄道に奉職した身内の人々の話を聞き綴るとともに、鉄道カメラマンになった自身の半生を記しました。*2015年2月発刊・新書/227頁(交通新聞社)

写真集「I LOVE TRAIN-アジア・レイル・ライフ-」」

アジア各地で出会った、鉄道の乗客、鉄道に関わる人々、風景など、1994年から2013年までの旅を一冊にまとめた写真集です。*2013年3月発行・変型/88頁(ころから)

日本の鉄道遺産

明治以来の車両・設備・道具、あるいはシステムとして、鉄道自体で現在でも使われている、あるいは大切に残されているものが「鉄道遺産」です。近年、産業遺産や世界遺産などとの関連性もあり、鉄道遺産の保存や活用にも注目が集まっています。真に価値があり魅力的な鉄道遺産をリストアップし、写真を主体にルポしています。*2012年発行・B5版/144頁(JTBパブリッシング)

木造駅舎の旅

全国には約4600もの旅客駅(JR線)が存在するなかで、明治から昭和初期に竣工した木造駅舎。鉄道の近代化が進む中、その多くは取り壊されてしまいましたが、今も現存する木造駅舎があります。日本各地に残る貴重な木造駅舎のなかでも未塗装の駅舎を中心に88駅を選び、4×5インチの大型カメラで撮影しました。*2009年発行・B5変型/160頁(INFASパブリケーションズ)

ニッポン鉄道遺産

2005年に発刊した「ニッポン鉄道遺産を旅する」の新書版。新書化に際して文章をより読みやすく校正しています。*2009年初版発行・新書/263頁(交通新聞社)

ゆったり鉄道の旅3 北関東

ゆったり鉄道の旅シリーズの一冊。「北関東」の写真撮影を担当しました。北関東の各鉄道を紹介しています。監修は坂正博さん。本文は松尾定行さんです。*2006年初版発行・B5変型/148頁(山と渓谷社)

ニッポン鉄道遺産を旅する

日本全国に残る国鉄時代からの設備や施設などを選定し、実際にそれを使用して現場で働く人々を取材したものです。鉄道員たち、あるいは多くの利用者が古くより愛着を持ち心を込めてきたものを現在ある姿のままにフィルムに定着しようと、米屋と斉木が4×5インチと6×6センチのフィルムカメラを用いてモノクロフィルムでこれらを撮影してきました。旅行雑誌・月刊『旅の手帖』で「ニッポン鉄道遺産を旅する」として2003年11月号から2005年10月号までの3年間にわたり連載された記事の集大成です。*2005年初版発行・A4/176頁(交通新聞社)

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写音集「Blue Train 夜汽車よ永遠に」

夕闇の街を背に、遠く旅立つ夜汽車。多くの人々の思いも乗せて走る姿は、目に触れるだけで心に響くものがあります。本書はそんな夜汽車にスポットを当てました。夜汽車が消えてしまわぬようにと思いを込めて……。ヨーロッパを走る国際夜行列車の旅や、米屋・斉木それぞれの夜汽車への思いを綴った「少年たちのあけぼの」なども収録。*1999年初版発行・A4版/96頁(弘済出版社 現・交通新聞社)

写音集「残響・走り去った列車たち」

南部縦貫鉄道。小田急ロマンスカー。165系電車。営団丸ノ内線の300・500形。鶴見線のクモハ12・蒲原鉄道など…。時代の流れとともに走り去った列車、車両、路線たちを一冊に綴ったのが「写音集3」です。未来への夢が溢れていた時代を駆け抜けた列車たち。その声が残響のように聞こえてきます。*1999年初版発行・A4版/96頁(弘済出版社)

写音集「山陰・山陽 ラストラン国鉄型車両」

長い歴史を刻んできた日本国有鉄道。その時代に生まれた車両たちは、重厚で誇りさえも感じられます。本書では山陰・山陽地方に残る国鉄型車両を通して、その面影を求めたものです。収録は旧型国電(クモハ42)、石炭車、通票閉塞、キハ181系など。現在では姿を消しつつある(すでに消えてしまった)国鉄の生きた姿を写真と音で記録し、一冊に封じ込めました。*1998年初版発行・A4版/96頁(弘済出版社)

写音集「碓氷峠・ロクサン惜別の旋律」

1997年9月30日限りで廃止された、信越本線横川〜軽井沢。この区間は碓氷峠を越えるため、国鉄、JR線で最急勾配区間でした。このため特殊な装備で身を固めた補助機関車のサポートが必要でした。その最後の使命を果たした「EF63形電気機関車」は通称「ロクサン」と呼ばれ、最後の日まで碓氷峠を越える列車をサポートしました。「ロクサン」の奏でる力強いサウンドと、迫力の写真で構成した写音集の第一段です。*1997年初版発行・A4版/96頁(弘済出版社 現・交通新聞社)

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